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日本数理生物学会振り返り×新メンバー!
こんにちは🌤
9月には日本数理生物学会が開催されました。昨年度に引き続きオンラインでの開催でした。
今年も、昨年度に引き続きランチセミナーを企画しました。
「もっと伝わる申請書の図って、どう作ったらいいの?」を終えて
今回の企画は、前年度に引き続き、「数理生物学を専門外の人にもっとわかりやすく伝えるにはどうしたらいいのだろうか」という問いから出発しています。前年度はコロナ禍における情報の錯綜を踏まえ、メディア等を介したコミュニケーションについて取り上げました。
今年度は切り口を変え、「デザイン、特に研究者にとっても身近なテーマである科研費等の申請書における作図」をテーマにしました。
そこで、今回は単に「見栄えのいいデザイン」ではなく、「専門外の相手にわかりやすく伝えるためのデザイン」という部分を重視しています。
講師には、京都大学情報環境機構でウェブディレクション等を担当されている小野英理先生をお招きしました。
企画段階では、周囲の学生さんなどにお話を聞くと、「こんな感じかな…?と見ようみまねで作図している」「いつも作図に手こずる」という声が多かったのが印象的でした。
小野先生からは、推奨フォントや素材サイト等に関するノウハウなど、申請書ならではの具体的なチップスに加え、デザインをする上での思考整理の方法についても重点的にご説明してくださいました。
今後、共同研究や異分野融合研究、産学連携などさまざまなシーンにおいて、「専門外の方に伝える」ことの重要性は高まっていると思います。同じ分野の専門家の間では共有されている「当たり前」が、専門外の相手となると共有されていないという理由で、内容が伝わりづらいというシーンは珍しくないのではないでしょうか。今回の内容はそういった意味で、ただ申請書の作図だけでなく、プレゼンでのスライド作り、思考のビジュアライゼーションなどにも通じる汎用性が高いテーマであり、私もとても勉強になりました。
小野先生、ご参加いただいた皆さま、視聴者の皆さま、ありがとうございました!
※小野先生は過去ASHBiのイベントでもご登壇され、「情報整理でメッセージを見つける」というスライドが公開されているので、さらに興味が湧いたという方はこちら
をチェックしてみてください!
「データ解析の“Tips“ 」シンポジウム
PV動画等を交えたオンラインならではの新しい試みを行いました。
当日は70名近くの参加者にご視聴いただき、ありがとうございました!
PVについては現在も視聴可能なので、ぜひ下のリンクからチェックしてみてくださいね😀
10月から新たに学部3年生が3人入りました!
山本将太朗さん。
松浦武留さん。
中川雄大さん。
さらに賑やかで活発な研究室になりそうです!
10月度も、さまざまなセミナー、シンポジウムなどが開催されます。
ぜひTwitter等から情報チェックしてみてください✨
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